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【木地師研修生を募集しています!※申込〆切 8/25(金)】
2017.07.18
【木地師研修生を募集しています!※申込〆切 8/25(金)】
二戸市は、岩手県内陸の北端部に位置する人口3万人弱のまちで、折爪馬仙峡県立自然公園を始め、稲庭岳、金田一温泉、作家の瀬戸内寂聴さんが住職を務めた「八葉山天台寺」など、豊かな自然と歴史的な文化遺産が調和するまちです。
特にも、当市は、生産量、品質ともに日本一を誇る漆の産地です。
「浄法寺漆」は国内生産量の約7割を占め、京都・鹿苑寺金閣や平泉・中尊寺金色堂など、日本を代表する国宝建造物の修理の際に使用され、現在も東照宮を始めとする日光二社一寺の修理にも使用されています。また、天台寺が起源といわれている「浄法寺塗」は、浄法寺漆にこだわって作られており、本物志向の消費者から高い評価を受けています。
このような中、平成27年2月、文化庁が文化財建造物の修理に国産漆を使用する方針を示したことから、今後さらに「浄法寺漆」の需要拡大が見込まれています。
また、浄法寺塗りについても販路拡大に向けた展示会や海外展開などの取り組みにより需要が拡大している状況です。
しかし、浄法寺塗りの生産においては、漆の採取から製品まで一貫した生産が可能な日本で唯一の地域でありながら、木地の生産等については他地域に頼らざるを得ない状況となっており木地師の確保が一貫生産に向けた課題となっています。
このことから、二戸市では、漆や漆器の製作に興味があり、ゆくゆくは木地の製作により自立を目指す方を募集します。
木地の製作をしている職人の下で、加工技術等を習得し、将来は滴生舎等において木地の製作業務に携わっていただきます。
募集要項等はコチラ↓↓↓
http://www.city.ninohe.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=8719