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岩手県~青森県にかけて各地に伝わる「座敷童子」伝説。
2017.11.23
岩手県~青森県にかけて各地に伝わる「座敷童子」伝説。
浄法寺では「縁結び」の守り神として伝わっています。
ある長者の家に男の子がなく、娘に婿を取ることとなった。
婿を探したところ、財産目当てで言い寄ってくる者ばかり。
長者は「今晩は我が家に泊まってくだされ」と婿候補に。
婿候補が布団に入った頃にどこからともなく化け物が!。
この化け物は、座敷童子が化けた者。
金に目がくらんだ者には恐ろしい姿に見える。
こんな家は恐ろしいと一目散に逃げる。
ある日、旅のみすぼらしい若者が長者の家にやってきた。
「食を旅して修行する者です。軒下でもよいので寝かせてください」と若者。
長者は迷ったが、この若者を自宅に通し食事や布団も与えることにした。
例によって座敷童子は化けて驚かすこととした。
しかし、この若者にはかわいい子供にしか見えない。
座敷童子は若者に言った。
「ずっとこの家にいて私と遊んでください」
若者はこの家の娘と一緒になり、この長者の家は益々栄えたとのこと。
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