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浄法寺塗は今でこそシンプルな漆器として認識されていますが、昔の浄法寺椀は様々な漆絵や箔を施した自由な雰囲気のものが数多く作られました。
2016.11.22
浄法寺塗は今でこそシンプルな漆器として認識されていますが、昔の浄法寺椀は様々な漆絵や箔を施した自由な雰囲気のものが数多く作られました。まさに岩手の民藝を代表する器です。
このたび、2つの時代椀を限定制作致しました。
・浄法寺椀「蓬莱之図」
漆聖・松田権六が昭和初期に著した「時代椀大観」に、浄法寺椀がいくつか掲載されています。その中の「蓬莱之図」をモチーフとしたお椀を制作致しました。縁起の良い鶴亀が素朴ではありながら見事にお椀に描き出され、風雅に感じられます。
http://item.rakuten.co.jp/japanjoboji/ss-1001/
・浄法寺椀「蕪絵」
蕪は縁起の良いものとされ、江戸時代後期、松平楽翁公が「蕪の丸は家庭円満、根のヒゲは子孫繁栄」として、文人画家の谷文兆に命じて蕪の絵を描かせ、将軍家へ献上したのが始まりと言われています。蕪を大胆に漆絵で描きました。
http://item.rakuten.co.jp/japanjoboji/ss-1002/