明神ヶ淵
みょうじんがふち
女の気持ちがわかりますか、と問う。


馬淵川の伝説が残る。
明神ヶ淵は、男神岩と女神岩から少し下流にあり、ある伝説が残されています。<男神と女神は、幼い頃からの許嫁だったのですが、男神が心変わりをし、鳥越山に心を奪われてしまいました。女神は悲しみのあまり大蛇に変身し、鳥越山を殺そうとしたがかなわず、明神ヶ淵に身を投じ、馬淵川の主となりました。里の人は祠を建て大淵大明神とし、雨乞いの神様として信仰しました>。
明神の 渕の澄めるも 悲しけれ
二戸が舞台になった小説「馬淵川」で直木賞を受賞した渡辺喜恵子の歌碑が、この明神ヶ淵に建っています。女神の悲恋を詠んだものです。彼女は、何を思ったのでしょうか。付近は現在、馬仙峡公園として整備されています。
明神ヶ淵基本情報
- 住所
- 岩手県二戸市石切所字大淵
- 問い合わせ先
- (一社)二戸市観光ツーリズム協会
- 問い合わせ先電話番号
- 0195-23-3641
- 敷地内駐車場
- 無料駐車場有